本日の出来事
- 電装系
シトロエンDS3 バッテリー交換 江南のM様
2016.04.16
いつもご依頼ありがとうございます。
江南のM様からエンジンがかからないとの電話をいただき、対処させていただきました。
ドアロックは正常に働いて、キーをONの所まで回すとメーターパネルやマルチファンクションディスプレイが点灯しました。
でも、キーをスタートの位置まで回してもチッチッと音がしてメーター類が明滅するだけ。エンジンもかかりません。
完全に電気が足りない症状です。
バッテリーを新品に交換すると通常通りエンジンがかかりました。
最近のバッテリーは「内部ショート」と言うのを起こします。
人間でいう「脳梗塞」みたいに突然死を起こすのです。
これは点検等でバッテリーの状態チェックしても問題無かったのにいきなり起きたりします。
例えば車検を受け、その際にバッテリーの状態チェックをしてOKだったのに翌日ダメになったり、
ガソリンスタンドまで車に乗ってきて、ガソリン補充が終わったので帰ろうと思ったら、もうエンジンがかからなかったりと。
いつ何時起こるかわかりません。
これの対処法は一つ
定期的にバッテリーを交換するしかありません。
「電気が弱くなってきたなぁ」「エンジンのかかりが悪くなってきたかなぁ」みたいに前兆がありません。
電圧が不安定になるので中には、キーを回すとレバーを触ってないのにワイパーが動いたりとか
メーターが点滅して警告音が鳴り響くとかもありました。
どんな症状が出るかもわかりませんが、基本的には内部ショートの前兆はわかりません。
なので、目安として新品のバッテリーが次にダメになるまでの期間は2年半~3年ぐらいとしてもらったほうがいいです。
ちなみに、新車に最初から付いてるバッテリーは車両よりも前に作られたバッテリーなので
在庫期間にもよりますが、2年目の点検の時には交換したほうがいいです。